最後の再販 CZ75 2nd.version
2017年秋に、国内のレギュレーション内で安心して遊んでいただけるCO2ガスガンをご提案すべく新しくCarbon8というレーベルをスタートしました。その第一弾リリースモデルがCZ75 2nd.versionです。
本モデルは、同じレーベルから発売していますM45シリーズのような爆発的なリコイルではなく、「誰にでも扱い易いキビキビとした動作」をはじめ「一年を通じて息切れ知らずの低燃費」や「高い命中精度」などの点を評価いただきながらも、2018年夏を最後に以降4年以上の再販をせずに今日まで至っています。
諸般の事情を鑑みて「このまま再生産をせずに廃盤」という考えも一時はありましたが、一方で、イベント出展時のユーザーの方とのお話の中や日々のお得意先からのお問い合わせの中に「CZ75の再販はないのか?」とのお声を少なからず頂戴しており、「区切り」をという意味でも最後の生産をすることにいたしました。
さて、懐古的な話はこのあたりにして、本モデルに関する今後のことをお伝えいたします。
【アフターサービスについて】
2023年の6月末の再販以後は新たに本体を生産することはありませんが、「補修用スペアパーツの販売および修理サービスの提供」と「スペアマガジンの適時の再生産」は継続することで、本モデルを既にご愛用いただいている方、今回の再販でご購入を検討いただいている方などが、今後も引き続きお楽しみいただける環境を維持いたします。
※ 最新のスペアパーツ一覧は、リンク先のページ に掲載のPDFファイルでご確認いただけます
【最終生産分の仕様更新について】
過去の販売した本製品との互換を保ったまま、以下の2点のマイナーチェンジを実施しています。
1. Gen.2仕様マガジン標準装備
昨年の夏以降に新しく生産した本体の付属マガジンおよび単品スペアマガジンは全てGen.2仕様となっています。今回が最後の再販となる本モデルの本体付属のマガジンおよび同時発売のスペアマガジンについても、同様にGen.2仕様になっています。
- Gen.2仕様マガジン -
ガス漏れの主原因となる「ガス放出バルブの緩み」を抑制・遅延させる目的で、マガジン本体の側面からイモネジがダイレクトに放出バルブを押さえる構造になっているカーボネイトのCO2マガジン
2. フレームの材質強化
CZ75モデルの販売を開始してから今日に至るまでの弊社での本モデルの修理サービスの履歴を振り返ったところ、フレーム後部のピン穴周辺部位に経年劣化(摩損)が最も多く認められました(※ 特にヘビーユーザーの方からのご依頼品に)。
スライド動作不良の原因にもなるこの部位の摩損を予防・遅延させることを主目的にフレームの材質強化を実施しています。
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6月末の再販を目指して準備を進めております。
ご希望いただいています方は、今しばらくお待ちください。
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