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アフターサービス対応基準の一部変更(CO2カートリッジの銘柄に関して)

  • 1 日前
  • 読了時間: 3分

更新日:6 時間前


平素より弊社Carbon8製品をご愛顧いただき、まことにありがとうございます。


 

さて、弊社Carbon8製品のアフターサービスに関して、これまではご利用いただくCO2カートリッジの銘柄の区別なく一律の基準でサービスをご提供して参りましたが、今月7月を以ってこの基準での対応を終了させていただきます。


来月8月1日(金)以降に弊社に着荷する一切のアフターサービス依頼品について、業界団体認証品(※)以外のCO2カートリッジをご利用になっている場合、以下の基準に沿って一律にご対応をいたします。

(※)2025年7月現在、【弊社が所属するSTGAの認証品】と【JASGの認証品】があります



【初期不良対応】

初期不良期間内であっても、無条件で全て通常修理扱い(有償)でのご対応となります

 

【通常修理対応】

部品代および工賃に加え、その合計金額に30%を乗じた追加手数料をご請求いたします

 

例)部品Aの交換時

■ 修理代

1,500円 = 部品代 1,000円 + 工賃 500円

■ 追加手数料

1,500円 x 30%=450円

■ 請求金額合計

修理代 + 追加手数料 = 1,950円


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弊社が今回の変更をするに至った経緯と背景をお伝えするため、弊社に記録のある代表的な過去の事例をご覧いただきたいと思います。

 


●事例-1

「カートリッジがマガジンから外れない」

➜ カートリッジ先端の成形不良(曲がっている等)や分厚すぎるメッキが原因で、カートリッジとマガジンの接続部(マガジンスタブ部分)に強い噛み込みが発生。年に数件アリ。

 

●事例-2

「スライドを何度交換しても数日で破損する」

➜ ご依頼主からカートリッジを数本分けてもらい比較試射したところ、明らかにブローバックが強く、CO2ガスを謳った混合ガス(CO2ガス100%よりもガス圧が高い)である可能性。弊社推奨のSTGA認証品のCO2カートリッジを使用すると問題が解消。過去に2件アリ。

 

●事例-3

「マガジンスタブの汚濁・目詰まりが酷く、ガス供給にムラが起きて動作不安定に」

➜ カートリッジを割ってみると、内部がサビやチリだらけ。毎月1、2件アリ。

 

 

これらの事例は全て、業界団体認証品ではないCO2カートリッジが使用されていた依頼品で発生しています。一方、弊社ではイベントの試射サンプルには、STGAの認証品であるCarbon8純正カートリッジやマルシン工業さんのカートリッジを利用しますが、100本を超えるカートリッジを交換しても事例と同じような事は一度も起きたことがありません。


これら事例に代表される弊社の記録を振り返ると、単に製品や部品の寿命が悪影響を受けるだけでなく安全面に不安のある内容が含まれています。また、弊社が想定していない品質のCO2カートリッジが主因となって起こる異常動作や不具合への対応には、検証や作業のための時間的金銭的コストが相対的に大きくなるという事実もございます。


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CO2ガスガンの流通量の拡大に伴い、入手可能なCO2カートリッジの種類も拡大していますが、それらすべてのカートリッジの品質を弊社で把握してモニターすることは、残念ながら現実的に不可能です。


このような状況の下、従来の基準のままでは弊社製品の品質と安全を担保することが危うくなると判断した結果、どなたにも分かりやすい基準(=業界団体認証の有無)を設けることにいたしました。


ご不便をお感じになる方がいらっしゃることは承知しておりますが、ご理解いただけますように何卒お願い申し上げます。



株式会社ハッチ / Carbon8



Carbon8製品販売元

©2021 株式会社ハッチ

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