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➤ 目次 ➤
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1. T-wrenchⅡ/ トレンチ-2の使い方
2. スタブレンチの使い方
※ その他のメンテナンス作業についても順次追加予定
1. T-wrench-2 / トレンチ-2
<Carbon8 CO2マガジン専用ツール>
強いリコイルによって徐々に緩んでくるCarbon8のCO2マガジンの放出バルブの締め直しをする専用工具の使い方のコツをご紹介。
※ 放出バルブが緩んでくるとマガジン上部からのガス漏れが発生します
➜ 製品ページ
【準備するもの】
① トレンチ2(品番:CBP-T001-01BK / 旧品番:CBP16R)
② イモネジ用レンチ(Gen2仕様のマガジンに必須)
③ 放出バルブが緩んでガス漏れを起こしているマガジン

■ 手順-1
Gen2仕様のマガジンの場合、先に横のイモネジを2周分ほど緩める。
※ 側面にイモネジがついていないマガジンは次に進んでください

■ 手順 -2
まず、T-レンチの先端の突起を放出バルブの溝に合わせ、T-レンチが放出バルブに対して垂直に押し付けます。

■ 手順 -3
T-レンチを放出バルブに対して垂直に押し付けながら、時計方向にじわ~っとゆっくりとまわします。レンチをまわす時の配分は、
押す力:回す力=7:3
を意識してください。まわす力の方が強いとレンチの突起や放出バルブの溝が破損します。
また、緩んでいる放出バルブが回る角度は最大約15度程度です。


■ 作業完了
最後に、手順2で緩めたイモネジを締めます。この時の締め具合は、イモネジが放出バルブを少し押している程度で十分です。イモネジを回しすぎると放出バルブの破損・変形および動作不良の原因になります。
ご紹介した作業をしても、ガス漏れが治まらない場合は弊社での修理をご依頼ください。
➜ お問い合わせ窓口

2. マガジンスタブ レンチ
<Carbon8 CO2マガジン専用ツール>
CO2カートリッジを取り付ける際に、カートリッジ先端に穴を開ける為のパーツ「マガジンスタブ(以下、スタブ)」を着脱する専用工具です。スタブはスタブ本体と気密を保つためのパーツ類(パッドとO-リング)から構成されていて、必要に応じてクリーニングや部品交換が必要となります。スタブの形状と設置されている位置が特殊で市販の工具ではスタブの正確な着脱が困難である為、本ツールを使用します。
※ スタブ = 「針」という意味
【準備するもの】
① マガジン
② 六角レンチ(本体パッケージ付属)
③ マガジンに対応したスタブレンチ
<対応レンチ>
● M45シリーズ / HELLCAT4.3シリーズ、ストライカー9シリーズ、CZ P09、STEYR L9A2のマガジンに対応
➤ スタブレンチ -S
● CZ75、CZ SHADOW-2のマガジンに対応
➤ スタブレンチ -L

■ 手順 -1
六角レンチを使用して、マガジン底面のボトムスクリューを外します。

■ 手順 -2
ボトムスクリューを外した穴からレンチを挿し込み、スタブ外周の2つの溝にレンチ先端の突起を合わせます。

■ 手順 -3
レンチをスタブにまっすぐ押し付けながら反時計方向に回します。緩めはじめはゆっくりと回してください(最初から勢いよく回すとスタブが破損する可能性があります)。スタブが軽く回るようになれば、押し付ける力は不要です。
● 参考ページ
「ネジ舐めを防ぐネジの緩め方」

■ 手順 -4
外したスタブ本体の清掃と取付けられている消耗パーツ(パッドとO-リング)の点検をします。消耗パーツは必要があれば適宜交換や清掃をしてください。
消耗パーツは気密を保つ役割があるので、「歪み」「破損(割れ、千切れ)」があるとスタブ周辺から徐々にガス漏れます。劣化がなく交換不要でれば、軽くシリコンスプレーを塗布してパーツの乾燥を予防しておきます。
※ 画像では、スタブ本体にパッドが既に取付けられています。パッドは組立時に圧着されているので、スタブをマガジンから取り出す操作をしても通常パッドは外れません(※関連ページ参照)。パッドは劣化や破損がなければスタブから外す必要はないので、パーツクリーナーなどで汚れを落としてください。
● 関連ページ(パッドが脱落する理由)
「Carbon8製品でトルクに注意する部位」(ページ準備中)

■ 手順 -5
スタブを取り付ける際は、スタブをネジ穴に対して真っすぐ置き、斜めに入らないように注意します(※ ネジ山を舐めてしまいます)
● 参考ページ
「ネジ山舐めを防ぐネジの締め方」
また、スタブのネジ山にはネジロック剤の塗布は厳禁です。乾燥したネジロック剤がスタブの針やフィルターに入って目詰まりを起こす恐れがあります。

■ 手順-6
レンチがスタブからズレないように気を付けながら回します。M45など側面からCO2カートリッジを挿入して取り付けるタイプのマガジンの場合は、レンチとスタブの接触部周辺を左右の「窓」から指でつまみながら作業すると、レンチの中心がスタブからブレません。
● 参考ページ
「ネジの回し方のコツ」

■ 作業完了
ボトムスクリューを取りつけたら作業完了です(※ ネジ山舐めに注意)
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